Training Column
筋トレに炭水化物が必要な理由
こんにちは。渋谷区代々木にある完全個室パーソナルジムD-HEARTSトレーナーの和輝です。本日は筋トレに炭水化物が必要な理由について書きます。
ほとんどの方が糖質制限という言葉を聞いたことがあるかと思います。糖質制限にもメリットデメリットが存在しますが、筋トレで筋肉を成長させていく上で糖質と上手く向き合い、適切な量を摂取する必要があります。
炭水化物(糖質)を食べると太る。
という認識の方が多いかと思いますが、
運動や日常生活において体を動かすエネルギーとして糖質は使われます。

炭水化物が必要とされる理由
炭水化物は糖質と食物繊維から構成される栄養素です。炭水化物が小腸で分解された後、糖質は体内でグリコーゲンと呼ばれる物質に変化しします。
その後、筋グリコーゲンと呼ばれるエネルギー物質へと変化して筋肉に蓄積します。
そして、ウエイトトレーニングで筋肉の収縮運動が起こる際に、この筋グリコーゲンがエネルギー源となるのです。
つまり、炭水化物の摂取が不足すると筋トレ時にエネルギーを生み出すことができずパフォーマンスが低下してしまします。
糖質の不足は筋肉分解を引き起こす
極端に糖質制限など行うと、体を動かすエネルギー源が減るため体内のタンパク質を分解してエネルギーに変換してしまいます。
そうなると、タンパク質で構成されている筋肉も分解されてしまうため筋肉量の減少につながります。
筋肉が減ることでグリコーゲンが消費される機会が減ります。その分余剰となったグリコーゲンは脂肪に変換されてしまいます。これはすなわち「基礎代謝が落ちる」ということを意味しダイエットにおいて停滞期の原因にもなります。
同時にタンパク質摂取も大切
糖質制限によりエネルギーが不足した状態になると筋肉が分解するので、日々筋トレをハードに頑張っていても筋肉の成長にはあまり良くありません。
炭水化物(糖質)とタンパク質は同じタイミングでバランスよく摂取することが筋肉を成長させるためにとても大切です。
炭水化物の摂取タイミング
炭水化物(糖質)補給は、適切な摂取タイミングを理解する事で筋トレの効果をより高めてくれます。
・トレーニング前
約3時間程前に糖質とタンパク質を十分に含んだ食事を摂取しましょう。
トレーニング前に必要なエネルギー源を摂取することで筋グリコーゲンの量を高めておくことが期待できます。高い運動強度でもスタミナが持続しやすくなるためトレーニング中の集中力も切れずに頑張れます。
そのため空腹状態でトレーニングを始めることは避けましょう。もし食事が取れなかった場合はコンビニなどでバナナやドリンクなど購入してもよいでしょう。
・トレーニング後
トレーニング後は速やかに筋肉を作るタンパク質とともに、エネルギーを回復させるためにも炭水化物(糖質)を合わせて摂取しましょう。
トレーニングにより使い果たしたエネルギー源を回復できるうえに、タンパク質が分解するのを防ぐこともできます。
すぐに食事を取れない方は手軽に食べられるバナナやおにぎりがおすすめです。
運動時の炭水化物摂取量
ウエイトトレーニングをする方は、
1日あたり「6g×体重」を目安にしましょう。
また、マラソンなどの有酸素運動をメインにする方はよりエネルギーが必要となるため、7~10g×体重を目安にしましょう。
ベストな炭水化物量を把握して、炭水化物が不足したり過多にならないように適切な量を把握していきましょう。
まとめ
今回は筋トレに炭水化物が必要な理由について書きました。
炭水化物が不足してしまうと筋肉分解につながるためトレーニング約3時間程前に糖質を十分に含んだ食事を取るように心がけましょう。
また、トレーニング後もできるだけ速やかに炭水化物(糖質)とタンパク質を摂取する事で筋肉分解抑制とエネルギー源回復に効果が期待できます。
長い目で運動習慣を継続していくうえでも炭水化物に上手く向き合い健康的にフィットネスを楽しんでください。
最後までご覧頂きありがとうございます。パーソナルジムD-HEARTS代々木店では完全個室の安心安全の空間でトレーニングを行うことが可能です。まずは無料体験にてご相談ください。
【経歴】
関西を中心にパーソナルジム3年勤務。
その後上京しD-HEARTS新宿店に3年務め、昨年8月より施設拡大に向けD-HEARTS代々木店をリニューアルオープン。国内大手サプリメントブランド健康体力研究所(kentai)がスポンサーに付いており、数々のボディメイクコンテストに出場。健康的なカッコいい身体がコンセプトのMr.Model Japan Kobeにて最年少グランプリを獲得。
渋谷区にお住まいでパーソナルジムにご興味ある方は是非一度D-HEARTS代々木店にお越しください。ご来店心よりお待ちしております。
【実績】
Mr.Model Japan Kobe 優勝
NICA JAPAN 2位
Summer Style Award Tokyo 2位